寝ても覚めても学校のこと。

学校経営に関するニュースを採り上げ、私見(コメント)を付してお届けしております。

公民教科書に訂正32カ所 日本文教出版、遅れて正誤表

入学試験シーズンですね。


ここ大阪では1週間前の週末に多くの私学で中学入試が実施されました。
ちょうど時期を同じくして大学入試センター試験も開催されていましたね。
自分が受験した頃のことを思い出しつつ…
どの受験生におかれても、まずは自らの力の精一杯を発揮できたことを願いたいと思います。


そしてこれから本番を迎える高校入試。
実は私にも高校受験を控える姪っ子がいます。


お正月、家族みんなが集まってにぎやかなひとときも、彼女は難しい問題集を開いて英語の勉強をしていました。
受験はしんどいこと、だとは思いますが、こんな形での試練というのは人生においてもそうそうないこと。
ぜひとも良い経験を積んで欲しいと願っています。


と、そんな中、驚きのニュースが。
公民の教科書に誤りがあったとのことです→朝日新聞デジタル:公民教科書に訂正32カ所 日本文教出版、遅れて正誤表 - 教育
しかも32箇所…ちょっと多すぎますね。
内容を見ても、語句が微妙に間違っていた、という程度のものはまだしも(それでも「弁護人」と「弁護士」は論外です)、
意識調査の結果で賛成と反対の割合を取り違えた、などというのはいかがなものかと思ってしまいます。


そして何より、この1月末という時期になっての訂正公表。
授業の現場では先生方が間違いに気付いて授業等で訂正して下さっていた…と信じたい気持ちでいっぱいです。


間違えたならすぐに訂正し、謝罪する。
そんな当たり前のことを、当たり前にできる組織でありたいものですね。
(吉田)